「JSPとは何ですか?」で、ServletとJSPでできる機能には、ほとんど違いがないと書きましたが、その理由は、JSPの動作原理に関係があります。クライアントがJSPを呼び出す際には、HTMLなどと同じように、「….jsp」というファイル名を指定した形式でリクエストがWebサーバに送信されます。JSPに対応したWebサーバでは、受信したリクエストのURLを解析し、.jspというファイルが指定されていた場合は、Webサーバ自身は処理を行わず、その処理を、JSPプロセッサに依頼します。そして、JSPプロセッサが、指定されたJSPファイルを解析して実行し、結果をクライアントに送信する、という流れになります。 この仕組みそのものは、Servletに非常に近いものですが、JSPの面白いところは、JSPプロセッサの動作にあります。実は、JSPプロセッサは、指定されたJSPを解析し、これを、同じ動作を