食と温泉に関するkikuchidesuのブックマーク (2)

  • 影まで青しサマルカンド 。現地の公衆浴場ハマムでびしょ濡れになる。 - 今夜はいやほい

    仁川国際空港を飛び立ち、星屑に紛れてアジアの夜空をひとっ飛びに、サマルカンドに到着したのは、寒さに頬がピリつく早朝のことであった。偉大なる指導者ティムールの元、世界一の美しさを目指し作り上げられた都市、サマルカンド。なんとも蠱惑的な響きなのである。 乗り継ぎのタシュケント発の飛行機の中では隣に座っていた巨漢の男が話しかけてきた。首がとにかく太くロシア人格闘家のヒョードルのような風貌および体躯をしていた。男は英語で「サマルカンドで警察官をやっているのだ、そして、俺はもう40時間寝ていないんだ、つまり大変眠たいのだ」と言った。目はびっしりと充血していた。なんでも盛大な飲み会をしていたらしく激しく酔っているようであった。 「日についてはネットニュースでよくみているんだ。ちなみにNARUTO、俺はあれが好きなんだ」 酔いに伴う怪しい呂律のブロークンイングリッシュで巨漢泥酔警察官は話し続けた。きっ

    影まで青しサマルカンド 。現地の公衆浴場ハマムでびしょ濡れになる。 - 今夜はいやほい
  • 会計は偽札で。愛媛の果ての港町で銭湯に泊まる。至高のバッテラを食べる。 - 今夜はいやほい

    別府からすすけたフェリーに乗り込んだ。フェリーとはいいものである。凪いだ海の上に浮かんでいると、11月のほのかな気づまりもなんのその、とたんに穏やかな気持ちになる。日も暮れかかった頃、八幡浜まであと少しとというところまでやってきた。八幡浜は別府の向いの愛媛である。つまり愛媛の西側の果てのようなところである。 なぜ別府から愛媛の果てにやってきたのかと言うと、それは端的に、交通費を浮かすためであった。交通費を浮かす?フェリーに乗ってなに言ってるんだこいつという声がどこからともなく聞こえてくるようである。 大分空港から東京へ帰る飛行機より松山空港からの飛行機の方が1万円以上安かったので、経費節約のため、わざわざフェリーに乗って、こうして愛媛へとやってきたのである。 フェリーに向かって地元の小学生が手を降ってくれているのが見える。フェリーのガラスが汚ないだけなのだが、いい感じにぼやけていてセピア風

    会計は偽札で。愛媛の果ての港町で銭湯に泊まる。至高のバッテラを食べる。 - 今夜はいやほい
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