対話アプリ大手LINE(ライン)は28日、自社が運営する「NAVER(ネイバー)まとめ」で使われた画像や文章に、著作権侵害の申告があった場合、非表示にし始めたと発表した。また、権利者が訴えた侵害が事実と確認されれば、まとめ作成者の情報を本人の同意がなくても開示するようにした。 非表示対応は8日以降の申告分が対象。情報開示は20日に運用を変えた。 NAVERまとめは作成者の価値観や観点に基づいて、外部の情報を組み合わせつつ記事を発信する「まとめサイト」の一つ。ディー・エヌ・エーがまとめサイトに不正確な記事などを掲載した問題があり、NAVERまとめにも著作権侵害の指摘が出ていた。 LINEは2017年中をメドに、まとめの作成者の経歴を審査し、身元を確認して情報の信頼性を高めるなどの対応をとる方針。