一時期は一つのムーブメントと呼べるほどの影響力を発揮し、圧倒的な存在感を見せつけていた通称「電話」ことthe telephones。 そんな彼らだが、年越しのドタバタに紛れファンも気付かぬうちにひっそりと活動休止を宣言していた。 タイアップに恵まれ、根強いファンを持ち、ライブの動員も悪くない、傍から見れば順風満帆そのものだったはずの彼らが、一体なぜ今活動を休止する必要があるのだろう。 今回はthe telephonesを実例に邦楽ロック界隈の構造問題について考えたい。 題してロキノンビッチ問題だ。 the telephonesってどんなバンド? DISCO!! 懐かしいね。 アルバムを借りるなりYouTubeで公開されてる音源をさらうなりしてくれればどんなバンドかすぐわかると思う。ダンス、ディスコ、そしてディスコ。 オーディエンスを躍らせる事を主眼に置き、ひたすらダンスチューンに徹底したバ