衿のすり切れのお直しを紹介します。 表は擦り切れていても、裏はきれいな状態が多いので、きれいな裏側を表側に反転します。 擦り切れたところをミシン刺しで補強して、反転。3500円。 擦り切れた部分に別布を利用する。5000円。 2で、ボタンダウンシャツの場合、6500円。 新しいシャツを買ったほうが安上がりだ!というご意見は、ごもっともです。 これは、思い出のあるシャツで捨てられないなど、可能であればもっと長く着たいという大事なシャツをお直ししたい方を対象としたものです。 おうちにミシンがあるし、時間もあるし・・・自分でやってみたい!という方のためにちょっと工程を紹介します。 分解 ▼ まず、襟を外します。最初に、衿台のステッチをほどきます。 厚手のシャツの場合、糸が埋もれて解きにくいので、目打ちを利用するにしても、ステッチの糸と間違えて生地を切らないように注意が必要です。 ▼ 次に、 衿台