カサブランカとは?カサブランカはユリ科ユリ属の球根植物。ジャボリーとホワイトオリエンタリーの交配によりできた品種です。ユリによくある内部の模様や斑点がない真っ白であるために「白い家」…家(casa)+白(Blanka)という意味から来ています。 よくカサブランカなどのユリのことをオリエンタル系と呼びます。これは東洋原産のヤマユリ・サクユリ・ウケユリなどを基本として交配してできたためです。ちなみに明治維新直後、日本の輸出品の13%がユリの球根でした。ヨーロッパにもユリはあるのですが、日本のように花が大きいユリは無く、東洋のユリは衝撃を持って受け入れられました。 カサブランカは真っ白であるために冠婚葬祭に重宝されます。花屋さんで見かけるカサブランカは比較的上に向いていますが、うつむいて咲くのが本来のユリです。 秋に植えて開花は翌年の夏。もともと東洋の植物なの日本で育てることは難しくありません。