では、どのように年金をもらい、そこそこ働くのが良いのか。前出・井戸氏が続ける。 「夫は繰り下げず、妻だけが70歳までめいっぱい繰り下げて受給するといいでしょう。妻が国民年金のみに加入している場合、満額もらっても年間80万円弱。 繰り下げるとそれが111万円になります。しかし、120万円以下は公的年金等控除があるため、税金が一切かかりません。 また、女性のほうが一般的に低収入なことが多いため、たとえ厚生年金があっても、課税ラインの120万円以内に収まることが多いのです」 厚生労働省が発表している「簡易生命表」によれば、現在60歳の男性の平均余命は23.67年、女性は28.91年。これに従えば、女性のほうが男性より平均余命は5年以上長い。 女性は70歳まで繰り下げても、18年以上にわたって受給し続けられる計算になる。繰り下げの一番の問題である、受け取り開始前あるいは受け取り開始早々に亡くなると
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