自律神経専門の整体院を経営する原田賢さんによる朝日カルチャーセンター新宿教室のReライフおすすめ講座「自律神経を整える五つの方法」。その採録の3回目(最終回)は残る三つのポイント、すなわち、運動習慣をつけ、自律神経に良い食べ物を取り、質の良い睡眠をとることです。いずれも生活習慣を改善することで、自律神経を整えます。 三つ目のポイントは「自律神経に良い運動」。うつ病になった原田さんは休職中、ストレッチのほかウォーキング、ランニングなど有酸素運動を毎日続け、病の克服につなげた。 体にゆがみがあると、筋肉が硬くなり体の機能が弱まって自律神経が乱れるもとになる。ストレッチは、筋肉を緩めることで体のゆがみをとったりゆがみづらい体をつくったりするのに効果がある。原田さんは午前と午後の1日2回、1時間ずつ続けた。 「歩く」「走る」「泳ぐ」「自転車をこぐ」は、いずれも体内に酸素を大きく取り込む有酸素運動だ