●SNSを使わない時間を意識的に作る 少しでも時間があるとTwitterやFacebookをチェックし、リツイートや「いいね!」がないとがっかりしてしまうという人が少なくない。さらに依存が進むと、睡眠不足や、仕事に身が入らないなど、生活にまで支障が出るので適度にリセットする心構えが必要だ。 聖路加国際病院精神腫瘍科医長・保坂隆氏によれば「依存症には禁断症状がありますが、アルコール依存症であっても1~2週間お酒を断つことで治まります。とはいえ、今はどこへ行ってもインターネットがつながる環境がありますから、長時間SNSを断つことは難しいのが現実です。ただ、毎日1時間でも見ない習慣をつければ、SNS依存からは抜けられます」 具体的には、ジョギングやスイミングといった運動は効果的だという。泳ぎながらスマホを見ることはできないからだ。 「仕事のメールをチェックしなくてもすむ土日のどちらかをスマホを見