たった3秒で脳も体もリセット 今、腰が痛い人も、腰痛を予防したい人も取り組んでほしいのは、「基本のこれだけ体操」である。慢性腰痛持ちの人は背中を「反らして3秒保つ×10回」から始めること。 ※注意点 ・お尻から太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれを感じた場合は中止すること ・腰を反らしたときに10秒以上、痛みの余韻が残るようなら、骨盤を押し込む負荷が強すぎるので、弱くすること ・10分経っても痛みが引かないなら、体操は行わず病院で検査を 長い間、腰をかばう姿勢を取ってきた人にとって、体操を始めることは、腰や背中の筋肉が緊張し、最初は敏感に痛みを感じてしまうかもしれない。けれどゆっくりで大丈夫だ。 また体操を行う前に、自分が「どれくらい前屈できるか」「前屈で腰痛を感じるか」をモニターするといい。腰を後ろに反らすのは、恐ろしくても、前に屈むことは多少はできるだろう。そして体を後ろ反らしにした