NTTとNTT ComとNTTデータは、SaaS事業者向けのサービス基盤と事業計画を発表した。3年後に200億円超の売り上げを計画する。 NTTとNTTコミュニケーションズ(NTT Com)、NTTデータは7月29日、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)事業者向けサービス基盤の開発結果と、同基盤を利用した事業計画について発表した。今秋から本格導入し、3年後に200億円超の売り上げを見込む。 3社によるSaaS事業者向けサービス基盤の開発は2008年9月に開始され、「認証基盤機能」「SaaSポータル機能」「料金回収代行機能」「マルチペイメント/クレジット決済機能」「ネットワークゲートウェイ機能」「Webシステム構築機能」の6つで構成される。 中核になるのが認証基盤機能で、NTT Comの多要素認証技術やNGN回線認証、NTTデータのシングルサインオンおよびID統合管理技術、NTT情報流通