昨日、こんなニュースが流れました。 東京新聞:橋下氏を批判 出版中止 中島氏評論「権力への過剰忖度」:社会(TOKYO Web) ウェブ上では、予想通りNTT出版に対して厳しい意見が多いですが、NTT出版の姿勢はともかく、別の出版社から出版できたという結果はもっと評価されてよいのではないかと思うのです。 出版社の多くが私企業ですので、個々の出版社レベルではその時々における個々のいろいろな事情で、出版できるものもあれば、出版できないものが出てくるのはある程度はやむを得ないところがあろうかと思います(それが望ましいかどうかは別にして)。しかし、出版界の健全性を問うならば、その場合に、別の出版社で出すという選択肢が用意されているか否かが重要です。A出版社でだめなら、B出版社、B出版社がだめならC出版社で出版できるという選択肢が著者に用意されていることが出版界の健全さを示すものではないかと思うので