経営学者ピーター・ドラッカーと高校野球というユニークな組み合わせの内容でベストセラーとなった、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(もしドラ)。テレビアニメ化も決まるなど、絶好調が続いている。 「もしドラ人気」にあやかろうというのか、似たようなタイトルで、デザインにも「萌え系」女性を使うといった「類似本」も出始めた。「二匹目のドジョウ」狙いは当たるだろうか。 ドラッカーの代わりにバフェット もしドラは2009年12月4日に発売された。都立高校野球部のマネジャーを務める女子高生、川島みなみがドラッカーの著書と出会い、そこから学んだマネジメントの極意を野球部に実践していく内容だ。略称で呼ばれるほど長々とした書名。表紙は青空の下、川辺で微笑む制服姿の女子高生のイラストが描かれ、「経営の神様」ドラッカー関連本とは思えない意外感がある。 発行元のダイヤモンド社が