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宮沢賢治に関するkimzoのブックマーク (1)

  • 春と修羅

    目次へ 縦書き 春と修羅 (mental sketch modified) 心象のはいいろはがねから あけびのつるはくもにからまり のばらのやぶや腐植の濕地 いちめんのいちめんの諂曲〔てんごく〕模様 (正午の管楽〔くわんがく〕よりもしげく 琥珀のかけらがそそぐとき) いかりのにがさまた青さ 四月の気層のひかりの底を 唾〔つばき〕し はぎしりゆききする おれはひとりの修羅なのだ (風景はなみだにゆすれ) 碎ける雲の眼路〔めじ〕をかぎり れいらうの天の海には 聖玻璃〔せいはり〕の風が行き交ひ ZYPRESSEN春のいちれつ くろぐろと光素〔エーテル〕を吸ひ その暗い脚並からは 天山の雪の稜さへひかるのに (かげらふの波と白い偏光) まことのことばはうしなはれ 雲はちぎれてそらをとぶ ああかがやきの四月の底を はぎしり燃えてゆききする おれはひとりの修羅なのだ (玉髄の雲がながれて どこで啼くそ

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