佐川急便は「健康に関する女性の意識調査」をまとめた。昨年11月、インターネット経由で20~49歳の有職者女性500人に実施。「健康面で仕事の継続を不安に思ったことがある」が51%、また23%が「現在、何らかの病気で通院中」と答えるなど、働く女性の健康面での厳しい状況が浮き彫りになった。 まず、「健康のために普段から気を遣っていることは?」との問いには、76%が「ある」と回答。具体的には「乳酸菌や食物繊維の摂取」や「1日に水を2リットル飲む」などの「対策」が挙がった。 「自分の健康が不安になる年齢」は全回答の平均が「42歳」、不安に思う病気では「婦人科系」が82%と最多。婦人科系の病気で不安が大きいのは、「乳がん」64%▽「子宮頸(けい)がん」51%▽「子宮筋腫」45%▽「子宮内膜症」31%▽「卵巣嚢腫(のうしゅ)」19%--の順だった。 乳がんで実際に検診を受けたという回答は47%にとどま