家族で行楽地の水辺で遊んでいたら、小さな淡水魚を見つけた。「メダカかな。子どもも喜ぶだろうし、ペットにしよう」。軽い気持ちで持ち帰り、水槽で飼い始めた-。ありがちな夏休みの一こまだが、その魚、実はメダカによく似た「カダヤシ」かもしれない。兵庫県内など各地に生息し、許可なく飼育すると罰せられる特定外来生物だ。(小川 晶) 【写真】こちらが正真正銘の「メダカ」 「メダカのひれは角張っているのに対し、カダヤシは丸い。体つきも全体的に丸みを帯びています」。姫路市立水族館のスタッフ三木徹さんが解説する。 同館では、在来種のミナミメダカ(クロメダカ)とともに、許可を得てカダヤシを展示する。 違いを分かった上で見比べれば別種と判断できるが、自然環境では分かりづらいという。 「色や大きさ、泳ぎ方はほぼ同じ。カダヤシを知らなければ、メダカと勘違いしてしまうでしょうね」 実際に、取り違えの事例は多い。県内のメ
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