さてそれでは、ジャンボ・フレームを使って通信してみよう。 ジャンボ・フレームで通信可能な環境とは ジャンボ・フレームを使って通信するために必要な条件としては、通信経路の途中にあるすべてのハブやネットワーク機器、デバイス・ドライバなどがジャンボ・フレームに対応している必要がある。さらにジャンボ・フレームで通信できるように、あらかじめOSやシステムに指示を与えておく必要もある。具体的には、次の図のような環境を用意する。 ジャンボ・フレームの通信環境 ジャンボ・フレームでデータを送信するには、経路の途中にあるすべてのコンポーネント(ネットワーク・インターフェイス・カードやハブ、ルータなど)がジャンボ・フレームに対応している必要がある。そうでない場合、ジャンボ・フレームは非対応機器では受信できず、無視される。 ■必要条件1――ジャンボ・フレーム対応機器をまとめてハブで接続する この図は、通常のハブ