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平間寺(へいけんじ)は、神奈川県川崎市川崎区にある、真言宗智山派の大本山[注釈 1]。1128年(大治3年)建立[4]。川崎大師(かわさきだいし)という通称で知られる[4]。山号は金剛山。院号は金乗院(きんじょういん)。尊賢(そんけん)を開山、平間兼乗(ひらまかねのり)を開基とする[注釈 2][注釈 3]。2022年(令和4年)時点の貫首は第45世・中興第2世藤田隆乗が務める。 平間兼乗は海中へ網を投げ入れたところ、弘法大師の木像を引き揚げた[注釈 4]。兼乗は木像を洗い清め、花を捧げて供養していた。やがて、近くに小堂を構えた[6]。諸国遊化の途中に訪れた高野山の尊賢上人は、弘法大師の木像にまつわる話を聞き、兼乗と力をあわせ、1128年(大治3年)に平間寺を建立した。1813年(文化10年)には、徳川幕府第11代将軍家斉が訪れた[注釈 5]。 1945年4月の空襲で焼け落ちたため、伽藍の多
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