本州最北端の青森県。 青森市、弘前市、八戸市の三市はほぼ同等の人口規模で、それぞれが深い関係を持ちつつも異なる文化を築いてきました。 このうち、江戸時代に八戸藩の藩都が置かれていた八戸市に、全国的にも珍しい市営の本屋さんがあるのをご存知でしょうか? 書籍を扱う行政施設といえば、図書館が真っ先に思い浮かびますが、「八戸ブックセンター」ではあえて貸出機能はもたず、民間の書店同様、書籍の販売をしています。 市が運営する書店、民間の書店とどのような違いがあるのでしょうか?企画運営担当の熊澤直子さんに、開設5年を迎えたブックセンターの活動について、伺ってきました。 八戸ブックセンターを開設したのは、2016年12月。 八戸市では「本のまち八戸」の推進を掲げ、年代に応じた様々な事業を実施していますが、その拠点施設としてブックセンターは位置付けられました。 その動機となったのは、地方都市ならではのある悩
![なぜ図書館でなく”市営の本屋”? 青森「八戸ブックセンター」置くのは売れ筋よりニッチ本、出版も](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cad7accc8bd4901183bf3cfa11d9f6eb4fba6365/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsuumo.jp%2Fjournal%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F10%2F190800_main.jpg)