昨年7月に発売されたハイビジョン・ハンディカム「HDR-HC1」は、HDV1080i対応ビデオカメラとしては大幅な小型化を実現し、多くの家庭にハイビジョン撮影の楽しみをもらたしてくれた(レビュー:前編/後編を参照)。しかし、それでも、発売当初から「さらなるコンパクト化」や「HDDタイプの登場」などを待望する声も少なからずあったようだ。 先日発売された後継機「HDR-HC3」では、その要望のうち、最も多く挙がっていた小型軽量化を果たした。デザインもかなり洗練された印象で、「HDR-HC1」は“パパがカメラバッグに入れて、三脚と一緒に持っていく”というイメージだったが、今回の製品は“ママがトートバッグにでも入れて、気軽に持ち運べる”感じである。カラーもシルバーとブラックの2色をラインアップした。 本体サイズは82×78×139ミリ、質量は約500グラム(撮影時約600グラム)と、小型軽量化を果