なかなか光が見えない不景気、日本の財政問題、大手企業の倒産など、先行きが見えづらい中で育ってきた現代の働く若者たちには、どのような心理傾向があるのでしょうか。 「これまで若手社会人を対象にさまざまなアンケート調査をしてきましたが、その背景に見え隠れするのが“不安”というキーワードです。今年の1月に会社員1,000名(20~39歳)を対象に『ビジネスパーソンの朝活に関する調査(2011年1月20日)』を行いましたが、約8割が『将来に不安を感じる』と回答していたことからも、そのことが分かります」と語るのは、外資系コンサルティングファームを経て、現在ライフネット生命保険のマーケティング部長を務める傍らで、同社の人材採用も担当される松岡洋平さん。 この“不安”というキーワードを元に、働く若者たちの行動や思考に見られる傾向について伺いました。 【傾向1.大きなイベントに熱狂】 最近の若者に目立つ傾向
![約8割が「将来に不安」。働く若者の行動傾向は?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/522e1e0b533b7896e19dedf80762da5233d8acdf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.cdn.nimg.jp%2Farticles%2Fimages%2F52713%2F28944l.jpg)