JR秋田支社は、東北新幹線に八戸―新青森間が開業する12月4日からダイヤを改正する。同支社では、秋田新幹線が開業した1997年3月以来の大規模な改正となる。 新ダイヤでは、秋田―青森駅間を運転している特急「かもしか」と「いなほ」を廃止し、特急「つがる」に統一。同区間を1日4往復するほか、大館―青森駅間でも2往復する。「つがる」はすべて新青森駅に停車。大館―新青森駅間の普通列車も増発し、大館―東京駅間の到達時間は現行より平均で48分短縮され5時間15分となる。 秋田新幹線「こまち」は、一部で列車間隔を見直し、在来線との接続の利便性を改善するほか、最終便の仙台行きを27分遅らせて午後8時11分秋田発とし、仙台方面からの乗客の秋田滞在時間を確保する。 在来線では、奥羽線の湯沢、横手、大曲各駅での停車時間を短縮し、湯沢―秋田駅間の所要時間を平均約25分短縮する。また、北上線の発車時刻を変更して東北