哲学に関するkirk111のブックマーク (2)

  • 生涯 _ 逍遙の人 セーレン・キルケゴール

    <その1>  1855年11月11日、深まっていく晩秋のコペンハーゲンで、セーレン・キルケゴール(S. Kierkegaard 1813~1855)は、その短い42年の苦闘の生涯に終わりを告げ、静かに、永遠の安息に入るように、息を引き取った。かって「全デンマークの牧師の敵」と罵られ、揶揄された戦いの人は、今は、まるで与えられた全人生を完全に生き抜いた人のように、穏やかな微笑を浮かべて横たわっている。  彼の最後を看取った甥のルンは「力のことごとくが次第につきていく中で、死が姿を見せてきたのです」と語る。それは、彼にとって、まさに憩いの瞬間であったに違いない。  セーレン・キルケゴールは、父ミカエルが56歳の時に彼の二度目のアーネとの間に第7子として生まれた。  「キルケゴール」という名前は、来、「教会の墓地」とか「教会の領地」とかを意味する名前であり、その名の通り、キルケゴール家は父祖

  • 初心者のための記号論:目次

    <訳者より> テキストは英国のウエールズ大学のダニエル・チャンドラー博士による記号論への入門書のオンライン版であり、インターネット上で公開されているものです。このオンライン・テキストは評判が良く、1995年公開以来のアクセス回数は56万回(2004年2月時点)にもなっています。 訳者は2002年4月まで35年間、企業の研究所に勤務していたシステム分析が専門の技術者ですが、記号論のの中に、「システム」という言葉がたびたび出てくることから記号論に興味を覚え、インターネット上で調べていたところテキストと出会いました。記号論の主要トピックスをソシュールの記号学および構造主義をベースに、丁寧に説明しており具体的な例も多く観念的でないことから、記号論を勉強してみたいと思っている人、記号論の勉強を始めたがよく分からず挫折した人にとって良い参考書になるのではないかと感じました(残念ながら、日では、

  • 1