検索サイト「goo(グー)」を運営するNTTレゾナント(東京都港区)は3日、gooのID約3万件で不正なログインをされた痕跡が見つかったと発表した。特定のIPアドレス(ネット上の住所)からだという。登録情報の改ざんなどは確認されていないが、被害規模などの調査を急ぐ。 同社は該当する約3万のユーザーに対し、従来のパスワードでのログインを一時的にできなくし、パスワードの変更を呼びかけた。 同社によると、2日午前11時30分ごろ、中国や国内など特定のIPアドレスから1秒に30件超のログイン要求があった。詳しく調べたところ、1〜2日に約3万のIDで不正ログインされた痕跡が見つかった。 ただ、クレジットカード情報などを含むユーザーの登録情報や、gooメール受信箱への不正アクセスは確認されていないという。