印刷 入院中の80歳の女性患者のつめをはがしたとして、京都府警は25日、京都市中京区の毛利病院の看護助手佐藤あけみ容疑者(37)=同市西京区川島六ノ坪町=を傷害容疑で逮捕し、発表した。「仕事などでむしゃくしゃしてやった」と容疑を認めているという。 五条署によると、佐藤容疑者は24日午前10時半ごろ、女性患者の左足の親指のつめを手ではがし、けがを負わせた疑いがある。午後に巡回した看護師が女性のけがに気づき、病院が担当の職員らから事情を聴いたところ、佐藤容疑者がつめをはがしたことを認めたため、病院が署に通報したという。 佐藤容疑者は、ベッドのシーツや患者のおむつの交換など介護業務を担当。被害に遭った女性は、手首とひじの骨折で、6人用の病室に入っており、家族が署に語ったところでは、認知症が進んでいるという。同病院内で別の患者のつめもはがされていたとの情報もあるといい、五条署が関連を調べてい