私には弟の他に妹がいるが ごく仲の良い友人すら妹の存在を知らない。 妹と私は凹と凸のようなもので、 趣味も会話も何もかも合わない、顔も似ていない、妹は下ネタも言わない。 二人が合わさるとようやくバランスのとれた一人の人間が出来あがる。 幼いころはよく遊んだ。しかし、いつからか私と妹の関係はおかしなことになる。 さて、私は高校受験で失敗している 第一志望の高校には入れず、栃木のとある高校に入学したわけだが
いまから十年前に翻訳を始めて頓挫した『源氏物語』の翻訳を、ここ(旧徒然草校閲日記)に再公開します。(誰も気がつかないと思いますが) 翻訳再開の見込みはありませんが、私が仕事にあぶれて路頭に迷ったら、こっそりと再開するかも知れません。 十年前に前に書いた前書きめいた文章も発掘したのですが、読み返すと我ながら情けない気分になってきたので燃やしてしてしまうことにします。 参考文献のメモが残っていたので、これだけは書き写しておきます。 (参考文献など) 一、本訳は学生諸君の古典学習には非常に適さないばかりか、多くの古典愛好家にとって吐き気を催させるものである。 一、本訳は三条西実隆筆になる青表紙証本(宮内庁書陵部蔵)を底本とした。いわゆる三条西実隆証本の親本である。という岩波文庫『源氏物語』山岸徳平校注を底本とした。 一、原文は岩波文庫『源氏物語』と異なり振り仮名、括弧等を省略した。 一、本訳は大
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