【ソウル=名村隆寛】日韓国交正常化(1965年)の際に対日交渉を担当し首相も務めた韓国政界の重鎮、金鍾泌(キム・ジョンピル)氏(89)の日韓関係悪化を懸念した発言が注目されている。金氏は「(日本は)韓国をどこか一段下に見ているようだ」と述べる一方で、韓国政府に対しても「日本を過剰に刺激すべきではない」と忠告したという。 金氏は21日に夫人を亡くし、弔問客らと24日までに交わした発言として韓国各紙が伝えた。 金氏は「(日本には)まだそんな(韓国を見下す)認識から抜け出せない人々がいる」と憂慮。菅義偉官房長官については、「韓国をもう少し知り、理解した上で両国の友誼(ゆうぎ)を深めようという思いが感じられない」と苦言を呈した。 一方、韓国側についても「朴槿恵大統領もそんな空気をなぜ読めないのか」「必要以上に日本を刺激し批判することは控えなければならない」などと述べ、過剰な対日批判を行わないようク
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