ウクライナ軍に轟沈させられたロシア黒海艦隊旗艦の「モスクワ」(4月14日、2014年資料写真、AP/アフロ) 旗艦撃沈、「ロシアにとって最大級の屈辱」 4月15日、ウクライナ軍が発射した対艦ミサイル「ネプチューン」がロシア軍の黒海艦隊・旗艦「モスクワ」に命中して沈没した。 米国防総省がいち早く発表した。一方、ロシア国防省は「火災が起きてその後沈没した」としている。 世界中の大半の人たちは前者を信じている。どちらにせよ、この旗艦が沈没したことは間違いない。 ウクライナ侵攻を続けるロシア軍が、防空システムの要としてきた黒海艦隊の旗艦を失った。 南部制圧に向けた軍事作戦の修正を迫られるのは必至で、増加の一途をたどる兵士の犠牲と合わせてロシア国内に厭戦ムードが広がる可能性もある。 ウクライナメディアのリガ・ネットは「ロシアにとって最大級の屈辱」と評している。 (https://thehill.co