日本の実験棟「きぼう」などの実物大試験モデルが並ぶ新展示館=茨城県つくば市の宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センター 国際宇宙ステーション(ISS)に設置された日本実験棟「きぼう」や、日本の歴代の人工衛星の実物大の試験モデルが勢ぞろいした展示館が、茨城県つくば市の宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センターに完成した。日本の宇宙開発の歩みがわかる最大の展示館だ。 約1500平方メートルの館内に、ISSに物資を運んだ日本初の無人補給船「HTV」や月探査衛星「かぐや」など十数機の試験モデルが並ぶ。「きぼう」の実物大モデルの室内に入ることもできる。小惑星イトカワから帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の小型モデルも展示される。 開館時間は午前10時から午後5時まで。年末年始、展示替えの期間などを除き無休。入場無料。