横浜Mの元日本代表DF中沢佑二(39)が11日、横浜市内で契約更改に臨み、かねて公言していた通り、40歳で迎える来季を現役生活のラストイヤーにする意向を示した。「サッカー選手としての集大成。全てを出し切る」と決意を語った。 今季は5年連続となる全試合出場。通算出場試合数を歴代最多(GK除く)の571に伸ばし、連続フルタイム出場試合(同)も前人未到の157とした。リーグ順位も前年の10位から5位に上がったが「満足していない。全試合出られましたけど、失点が多かった。チームに『失点するのはこういう時だ』と伝えることができなかった」と反省。リーグ5位の少なさだった36失点にも、堅守・マリノスの伝統の血が流れる鉄人は納得していない。 かねてプロ20年目となる来季限りで現役を退く考えを示していたが「(その考えは)変わりません」とキッパリ。「1つのモチベーションになっているから。それがないとあっち痛いこ