東京・池袋のラブホテルで女子大生が無職男に首を絞められて殺された。2人が出会った「出会い系カフェ」には、事件翌日の27日も「割り切り」という名の売春に手を染める若い女性が集まっていた。出会い系カフェで繰り広げられる「個人売春」の実態とは−。(夕刊フジ) 「今日、来ようか迷ったんだ…。あのラブホも行ったことあるし」 JR池袋駅東口近くの出会い系カフェ。薄暗い店内でミキ(21)は不安げにつぶやいた。前夜、店のすぐ近くのラブホテルで、都内の私立女子大生、吉原麻実さん(22)=板橋区小豆沢=が遺体で発見された。発見から7時間後の27日、無職の紺野正美容疑者(29)が警視庁渋谷署に出頭。吉原さん殺害を自供した。 「紺野と吉原さんはカフェで知り合い、ホテルに入った。ところが、性交渉の対価をめぐって争いとなったようです」(捜査関係者) 店の入会金と入場料は3000円。金を払うとマジックミラーで仕切られた