今回提訴した東京都立高校の教員男性。「パパ頭」の名で育児マンガをツイッターなどで発表している=2021年5月25日、田中恭太撮影 都立高校の教員が男性の育児参加を促す漫画を出版しようと、都教育委員会に「兼業」を申請したところ、理由を示されず不許可にされたとして、都を相手取って取り消しを求める訴えを東京地裁に起こした。自身の育児経験をツイッターに投稿したエッセー漫画が人気を集め、出版社から書籍化を打診されていた。 【画像】パパ頭さんが、提訴の経緯を説明したマンガの一部=パパ頭さん提供 男性は提訴の理由について「兼業や教員の働き方について、考えてもらうきっかけになれば」と話す。都教委は訴状が届いていないとして訴訟に関するコメントは控えるとしている。 男性は30代で都立高校の教員。ツイッターやブログで「パパ頭(あたま)」(https://twitter.com/nonnyakonyako)の名で