独立行政法人・原子力安全基盤機構が事故前に、原子力防災専門官向け資料として作成していた、炉心溶融のシミュレーション画像。
東京電力、東北電力、中部電力は3日、各社の原子力発電所で使われている核燃料の出力を出す計算式に誤りがあった、と経済産業省原子力安全・保安院に報告した。専用計算機を作った東芝のミスで、各社は数年から10年間、誤った計算結果を使って運転していた。保安院によると、誤差は安全上問題ない程度という。 誤りが見つかったのは、原子炉内の中性子のデータをもとに、核燃料の出力を計算する計算式の一部。計算結果の誤りは、原発が通常運転する際の出力変動に収まる程度だったという。この計算式を使って運転していたのは東京電力の柏崎刈羽原発3号機(新潟県)と福島第一原発3号機(福島県)、東北電力の女川原発2、3号機(宮城県)と東通原発1号機(青森県)、中部電力の浜岡原発4、5号機(静岡県)。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く