10月22日、英国に原子力発電所を新設することは、理に適っている。しかしフランス電力公社と中国国有の中国広核集団の協力を得て180億ポンド規模のヒンクリー・ポイントC原発を建設する合意となると、状況は極めて込み入ってくる。写真は建設予定地。英南西部で2013年10月撮影(2015年 ロイター/Suzanne Plunkett) [ロンドン 22日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 英国に原子力発電所を新設することは、理に適っている。しかしフランス電力公社(EDF)と中国国有の中国広核集団(CGN)の協力を得て180億ポンド規模のヒンクリー・ポイントC原発を建設する合意となると、状況は極めて込み入ってくる。 原発の寿命は60年なので、経済性を判断するのは難しい。今回のケースでは、英国がフランスと中国の投資を呼び込むため、メガワット時当たり92.50ポンドという保証価格でこの原発から