J2に降格した名古屋グランパスのDF大武峻(23)が、複数年契約ながら流出する可能性が浮上した。Jリーグ関係者によると、J1の2クラブを含む複数クラブが興味を持っていることが判明。一方で17年まで現在の契約を残している大武に対し、新体制のチーム統括部はさらに1年の契約延長オファーを出した。大武は「降格の責任を感じているし、本音を言えば残りたい。ただ、クラブのビジョンが見えない」と悩める心境を吐露した。 功労者の続々退団に加えてフロントの不祥事が明らかになったグランパスで、現有戦力の流出危機が深刻化した。トヨタスポーツセンターで自主トレ中の大武は、複数のJクラブから興味を持たれている事実を認めた。10日までに大手エージェントと契約。移籍を見据える一方、「降格の責任を感じているし、本音は残りたい」と残留が基本線だと明かした。 来季まで契約は残っており、移籍なら違約金が発生。また大卒新加入2年目