パキスタン中部で、望まない相手とむりやり結婚させられたことに強く反発した20歳の妻が飲み物に毒を混ぜ、この飲み物を飲んだ夫や親族合わせて16人を死亡させたとして逮捕されました。 その後の調べで、この飲み物に使われた牛乳には前の月に嫁入りしたばかりの20歳の妻が毒を入れていたことがわかり、警察は妻を逮捕しました。 妻には恋人がいたものの、親どうしが決めた望まない相手とむりやり結婚させられたため強く反発し、夫を殺害するため毒を入れたと供述しているということです。 さらに、毒が入っていることに気付かなかった夫の母親が親族などに飲み物をふるまったため、夫以外にも被害が拡大したということです。 パキスタンでは、女性は家族が決めた相手以外との結婚が認められないなど制約も多く、こうした慣習を破った場合、女性が父親などから殺害される事件がたびたび起きています。 今回のように女性が男性に対して犯行に及んだと
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