プロ野球の日本シリーズ出場権を争うセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は6日、ナゴヤドームで第5戦が行なわれ、中日がヤクルトを2−1で下して、2年連続10度目の日本シリーズ進出を決めた。 中日は吉見、ヤクルトは館山の先発で始まった試合は、両投手の好投で五回まで両軍0行進。六回裏一死から荒木の四球に続いて、井端が左翼席に2ラン本塁打をたたき込んだ。 吉見は八回まで零封。九回は守護神の岩瀬が青木にタイムリーを許すと、リリーフに浅尾を送る「落合流」の非情采配で逃げ切った。 中日は対戦成績を3勝2敗とし、リーグ優勝による1勝のアドバンテージと合わせ、日本シリーズに進出した。 パ・リーグはリーグ覇者のソフトバンクがCSを制して8年ぶり14度目の出場を決めており、日本シリーズは、12日に福岡のヤフードームで開幕する。