日本の政治の中枢は、ある1つの村の出身者に牛耳られているのではないか? 筆者がそんな思いを抱くようになったのは、在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地・建物の競売における第1回の入札で鹿児島県鹿児島市にある最福寺の池口恵観法主が45億円余りで落札した時からだ。 なぜ、鹿児島の寺の法主が落札するのか? という単純な疑問からこの池口恵観なる人物を追っていくと、北朝鮮人脈、暴力団関係者との親密な交際を含むさまざまな事実が判明。しかし、何よりも筆者を驚かせたのは、その先にある事実だった。池口恵観の本名に隠された謎、さらには、とある土地にまつわる謎へと波及していくのであった。 ■池口恵観と小泉純一郎を結ぶ「北朝鮮」と「鮫島」 池口恵観という名前は法名であり、本名は「鮫島正純」だ。そして、この名前に非常によく似た人物が存在するのだ。それは、後に拉致問題の解決に大きく関わる人物