最近のワープロや表計算ソフト、データベース、(そしてもちろん)検索エンジンなどには、テキスト検索が必要不可欠な機能として組み込まれている。 基本的な画像検索も実現しており、「cat」で画像を検索すれば、ページが猫の写真で埋め尽くされる。この検索が機能する理由の一部は、ウェブ上の多数の画像に「猫」というラベルが付いているためだ。 しかし現在でも、画像認識は難しい問題として残されている。画像認識システムは、ある写真が示されたときに、「この写真に猫は写っているか?」という質問に答えることができる。この種の単純な画像認識は、人間にとっては難しくない。しかし、この種のシステムをコーディングするのは難しいことだ。 Googleは2015年の終わり頃に、開発者が画像を認識し、パターンを学習するアプリケーションを作成するのに役立つ、2つのシステムをリリースした。 画像認識:Cloud Vision API
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