Ubuntu Weekly Topicsの2016年10月21日号でも伝えているように、再起動をすることなくカーネルを更新できる「Canonical Livepatch Service」が発表されました。今回はこのサービスの使い方と仕組みについて紹介します。 「Canonical Livepatch Service」とは 「Canonical Livepatch Service」は、カーネルを再起動することなくセキュリティフィックスを適用するサービスです。サービスそのものの概要はTopicsを参照してください。仕組みとしてはKernel 4.0で実装され、Ubuntu 16.04 LTSから有効化されたCONFIG_LIVEPATCHを使っています。 カーネルのLivepatch機能とサービス側の都合により、このサービスを利用するにはいくつかの制約が存在します。 Intel/AMDの64ビ