レイヤは、非常に多くのメモリと処理能力を必要とするが、写真編集には重要な機能だ。 レイヤは、異なる写真上にある要素同士を1つにまとめたり、画像全体に加えられる効果の度合いを調整したりするのに使われる。あるレイヤの一部を選んで透明にし、下にあるレイヤの内容を見せることができ、この手法は、高度で調整可能な画像合成を可能にする。 Loiacono氏は、当然ながらデモでタッチインターフェースを利用した。また、マルチタッチを使って画像を素早く回転そして拡大縮小させた。ただし、オリジナル画像がどれ程の大きさだったのかは、明らかにされていない。 Loiacono氏は、「これは、これらデバイスがユーザーのワークフローで重要度を増しているなか、どのように『Lightroom』やPhotoshopで使われている技術を取り上げ、これらデバイスに向けて実際に拡張するか、という概念を示しているにすぎない」と述べた。