今回は、ラムダ式を使うことによって得られるメリットについて考察します。 ラムダ式について最初から学びたい方は、前回の記事を御覧ください。 前回のコードでは、引数なし、戻り値なしのラムダ式を使用しましたが、今回のサンプルコードでは、引数のあるラムダ式を使用しています。 Action<int>型の変数には、引数int型、戻り値なしのラムダ式を代入出来ます。 (ちなみに、Action<int, int>ならint型2つ、Action<int, int, string>ならint型2つ、string型1つを引数に持つメソッドが代入可能) では、以下のコードを御覧ください。 class Program { static void HeavyJob(Action<int> report) { for (int i = 1; i <= 100; i++) { // 時間のかかる処理を実行していると仮定(