今回は、Spring Bootのメイン機能の一つであるAutoConfigureの仕組みを紹介したいと思います。 Spring Bootを利用すると、簡単なアプリケーションであれば開発者がBean定義を行わなくてもSpringアプリケーションが作成できてしまいます。これはSpring Bootの最大の特徴ですが、Springアプリケーションを構築する上でBean定義そのものが不要になったというわけではありません。 Spring Bootが登場するまで開発者がコツコツBean定義していた部分を、Spring Bootが提供しているAutoConfigureという仕組みが単に肩代わりしてくれているだけなのです!! 前提バージョン Spring Boot 1.4.1.BUILD-SNAPSHOT (投稿時点のスナップショット) Spring Framework 4.3.3.BUILD-SNAPS