パナソニック、大和ハウス工業と、医療機器などを手がけるベンチャー企業、セブンドリーマーズ(東京都港区)の3社は7日、全自動で洗濯物を折り畳む家電「ランドロイド」の共同開発を行うと発表した。同日、千葉市の幕張メッセで始まった家電・IT(情報技術)の見本市「CEATEC JAPAN(シーテック・ジャパン)2015」で試作機を公開した。 ポンっと放り込めば終わり! 試作機は戸棚に組み込む形で展示。引き戸を開け、洗濯物を投入すると、画像認識技術で衣類を識別し、ロボットアームで折りたたむ。衣類は40枚、重さは4・5キロまで投入できる。 平成29年度に折り畳み専用機、31年度に洗濯機と組み合わせた製品を出荷し、32年にはたたんだ洗濯物をたんすにしまうランドロイドを組み込んだ住宅の販売を目指す。パナソニック、大和ハウス工業の販売網を生かして売り込みを図る。