毎月カツカツの予算でやりくりしている家計にとって、手痛い出費の代表格が「賃貸住宅の契約更新料」。なんとか払わずに済むものか……と頭を抱えている人も多いだろう。 果たして「更新料を払わない」のはアリなのか、ナシなのか。ネット上では諸説入り乱れているが、そのファイナルアンサーを、新刊『家賃を2割下げる方法』(三五館)を上梓したばかりのジャーナリスト・日向咲嗣氏に聞いた。 「まず前提として、借地借家法上、契約更新の書類が送られてきても店子にハンコを押す義務はないということを頭に置いてください。更新書類にハンコを押さない限り、更新料は発生しません」 ――そんなことしちゃっていいんですか!? でも、更新期限が過ぎたら即、追い出されてしまうのでは……。 「多くの人が誤解している点がそこなんですが、このように、両者(大家と店子)の合意がないまま更新期限を迎えた場合、契約は従前(これまで)の内容で自動更新
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