住宅設備機器大手のTOTOと西日本高速道路会社は、手洗い器と小便器が一体化し、手洗い後の水をそのまま洗浄に再利用する初めての節水型トイレを開発した。従来比で約2割節水できる。今月21日に福岡県朝倉市の大分道・山田サービスエリア(SA、下り)に10基を導入し、年間約130トンの節水につながる見込み。 ◇大分道・山田SAに10基導入へ 西日本高速道路会社が同SAのリニューアルを計画するなかで新型トイレを発案し、TOTOに打診した。こうしたアイデアはTOTOでも従来から温めており、昨年から共同開発を開始。手洗いによる水はねを抑えたり、一度手を洗った水を再利用しても洗浄能力が落ちないことなどを確認、実用化にこぎつけた。節水以外にも、手洗い器が不要になることでスペースも省ける利点もあるという。 西日本高速道路会社は来春、大津市の大津SA(下り)にも8基を設置して、利用状況を見極めた上で今後の展開を検
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