組織を生物に例えると、組織にとっての血流は「コミュニケーション」です。組織内をコミュニケーションが滞りなく巡っているかどうかで、その活力が決まります。 組織というものが複数の人間による「協働体」である以上、組織内のコミュニケーションが活性化されていなければ、健康な血液が十分に流れなくなり、様々な弊害が起こります。 その結果、協働体としての活動効率の低下、メンバーのモチベーションの低下という事態を招いてしまいます。このような状態にならないように、リーダーは適切なコミュニケーション・マネジメントを行わなければなりません。 今回から4回に渡って、コミュニケーション・マネジメントの原理と具体的な方法論について解説していきます。 コミュニケーション・マネジメントは、連載7回目でご説明した「リーダーがマネジメントすべき4領域」の4つ目の領域に当たります。皆さんの組織内のコミュニケーションを活性化して、
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