◆ 実無限 「異なる2点間には無限の点が存在します。これが、可能無限です」 まねして、別のメンバーが言いました。 「異なる2点間には無限個の点が存在する。これが、実無限だ」 「可能無限と実無限は、微妙に異なっています」 「無限そのものを1つの完結した存在として認めることが実無限の立場さ。完結した存在としての無限とは、短くいうと完結した無限さ」 「0.999…=1について言えば、0.999・・・と無限に9を増やして行く行為が完結し、9の無限の配列が出来上がったと仮定しているのが実無限だ」 「0.999・・・と9を無限に増やしていくと、最後は1に一致するのかどうか?」 「可能無限では一致しないが、実無限では一致する」 「現代数学は実無限を主に採用しているから、左辺と右辺は一致すると考えている人がほとんどだ」 「可能無限はどこまで行っても完結することがないものである。したがって、実無限と可能無限