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ResearchとOsaka Universityに関するknsk0111のブックマーク (1)

  • 大阪大学大学院医学系研究科|分子神経科学|研究紹介

    中枢神経回路は脳虚血、外傷、脊髄損傷などにより深刻な打撃を受ける。傷害のために多くの神経細胞は死滅し、神経細胞死を免れることができたとしても、軸索の損傷により神経ネットワークは破壊される。これらの病態により神経回路網の機能は失われ、運動機能や感覚機能の脱落症状があらわれ、生涯にわたって後遺症が残る。脊髄の完全損傷の場合、損傷部で感覚経路と運動経路の軸索が離断され、損傷レベル以下の感覚と運動機能は失われる。また不完全損傷の場合は、部分的に神経機能は保たれるが、それらは不完全で、慢性疼痛などの合併症を伴うこともある。中枢神経疾患による神経脱落症状を緩和する有効な治療法はなく、新たな治療法の開発が待ち望まれている。そのためには、なぜ中枢神経回路が再生しにくいのかという問題を解決しなければならない。 中枢神経回路の再形成という課題に取り組むにあたって、脊髄損傷動物モデルがよく使われる。脊髄の完全損

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