米Googleの音声通信管理サービス「Google Voice」のiPhone向けアプリケーションを米Appleがアプリ配信サービス「App Store」から排除したとされる問題で,Appleと米AT&Tが,米連邦通信委員会(FCC)からの質問状への回答を公開した(関連記事:「排除ではなく調査中」とApple,Google VoiceのApp Store登録問題で)。ここ数週間,アップル寄りのメディアの間では,AT&Tへの当てこすりや非難の声が強まっていたが,AT&T自身の回答は,この拒否問題には一切関与していないとの主張を繰り返すものだった。一方,Appleの回答は,この件について言い逃れをするもので,矛盾と疑惑に満ちた主張が並んでいた。いくらAppleが尊大とはいえ,今回の動きは驚きだ。同社はFCCに対して虚偽の説明をしたようなのだ。 問題の本質を意図的にすり替え Appleの回答には
![Apple,FCCに対し虚偽説明か](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)